陽春の候、会員各位におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。本年も著作権法学会の研究大会を開催する運びとなりましたので、ご案内申し上げます。
本年度は、10年ぶりに日本工業所有権法学会と合同での大会開催という節目を迎え、著作権法の泰斗として名高いミュンヘン大学のマティアス・ライストナー先生をお迎えして、「著作権法学の将来像」と題して、著作権法学の行く末を国際的な視点も交えて論じていきたく思います。
また、鈴木康平会員(人間文化研究機構人間文化研究創発センター研究員・特任准教授)および生貝直人会員(一橋大学教授)の個別報告も予定しております。
つきましては、会員各位におかれましては、この機会に是非とも多数のご参加をいただき、ご意見を賜れれば幸甚に存じます。非会員の方も歓迎しますので、お誘い合わせいただけましたら幸いであります。
日 時: 2025年 5月 31日(土)10:00~16:45
場 所: 一橋講堂(学術総合センター2階)東京都千代田区一ツ橋2-1-2 MAP
10:00 開 会
[個別報告1]
鈴木康平(人間文化研究機構特任准教授)「図書館におけるデジタル貸出と著作権法」
(司会:潮海久雄〔筑波大学教授〕)
[個別報告2]
生貝直人(一橋大学教授)「著作権法とプラットフォーム・AI規制法――EUと我が国の状況を中心に」(仮)
(司会:鈴木將文〔早稲田大学教授〕)
12:00~13:00 <昼休み>
13:00~13:30 総会
13:30~16:45 [シンポジウム]著作権法学の将来像
特別講演:Matthias Leistner (ミュンヘン大学教授)
報告:田村善之(東京大学教授)、上野達弘(早稲田大学教授)
コメント:駒田泰土(上智大学教授)、奥邨弘司(慶應義塾大学教授)
(討論)
16:45 閉 会
懇親会(於:中会議室)※ 実施予定